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【漫画レビュー/感想/あらすじ】夫をこの世から消そうと決めました 2【原田妙子 】

マジでヤバい……! 震える指でページを捲る手が止まらない! 今回語らせてもらうのは、あの衝撃作の最新刊! 『夫をこの世から消そうと決めました 2』!

タイトルからしてもう、ね? 普通じゃないんですよ。1巻を読んだ人は全員分かってると思うんですけど、これはただのサスペンスじゃない。リアル、えぐい、しんどい、でも目が離せない。そんな感情がごちゃ混ぜになる、まさに感情のジェットコースターみたいな作品なんです! そして2巻、期待を裏切らないどころか、さらに深く、さらにえげつなく、人間の心の奥底にあるドロドロとした感情を掘り下げてきやがりましたよ、ええ! もう読む手が震えすぎて、ページ破るかと思ったわ…(ヒヤヒヤ)。

ゾクゾクが止まらない!「夫をこの世から消そうと決めました 2」が深すぎる件

はっきり言わせてください。この漫画、今の時代に生きる全人類、特に既婚者、そして将来結婚を考えている独身貴族の皆さん、全員読むべきです。いや、読んでください。読め。マジで。

1巻では「夫を消す」という衝撃的な決意に至った主人公・佳子の日常と、その決意の萌芽が描かれていましたよね。表面上は平和に見える夫婦生活の裏側で、積み重なる不満、我慢、そして「なぜ私だけが?」というやるせない気持ち。それが少しずつ、しかし確実に、佳子の心に毒のように染み渡っていく過程が、もうゾワゾワするほどリアルで。

そして2巻。いやもうね、この巻は佳子の「心の奥底」をさらに深く、えげつなく抉り出してくるんですよ。ただの嫁姑問題、ただの夫婦のすれ違い、なんてレベルじゃない。これは、現代社会に潜む闇、誰もが抱えうる葛藤を、グロテスクなほど生々しく描いた傑作だと言い切れます。読み終わった後、しばらく放心状態になるレベルで脳を揺さぶられました。

嫁、佳子の心象風景がマジでヤバい

いやもう、佳子さんの心の叫び、独白が、ページをめくるたびに重く、鋭く突き刺さってくるんですよ。1巻で「夫をこの世から消す」とまで決意した彼女の心は、2巻でさらに深い闇に落ちていきます。

「義母には世話になったから、恩返しをしたいというのは、本当の気持ち。でも夫の親の介護を私だけがするのにイラッとしてはダメですか?」

このモノローグ、どうですか皆さん。この一文に、どれだけの共感と、どれだけの業が詰まっていることか。もちろん、義母への感謝の気持ちは本当なんです。お世話になった、良くしてもらった、その気持ちに嘘はない。でも、それと「介護」という現実の重圧は、全く別の話なんですよね。

佳子の不満が爆発寸前の状態で描かれていて、読んでて胃がキリキリするレベル。表面上は「いい嫁」を演じ、完璧に介護をこなしているように見える彼女の内面は、嫉妬、憎悪、疲弊、そして「なぜ私だけが」という叫びでグッチャグチャなんですよ。この乖離が、もう、しんどい。

特に印象的なのが、介護中の義母のふとした言動や、夫の一言一言が、佳子の中でどう増幅され、毒になっていくかの描写。ああ、これ分かる…ってなる人も多いんじゃないでしょうか。些細なことでも、心が疲弊していると、それが針のように突き刺さる。そして、その針が心に刺さったまま放置されると、やがて巨大なトゲになり、心臓を蝕んでいくんですよ。佳子の心は、まさにその状態。読んでいるこっちまで息苦しくなるほどの、鬼気迫る心理描写は本当に必見です。

介護問題、これは現代社会の縮図では?

この漫画の核にあるのは、やはり「介護」というテーマでしょう。現代日本が抱える超高齢化社会において、避けては通れない問題。そして、それがなぜか「嫁」にばかり押し付けられがちな現実。

義母は悪人じゃないんです。むしろ、親戚中から「いい人」と評されるような、朗らかで優しいお母さん。だからこそ、佳子は余計に苦しむんです。「良い人」だから、文句も言えない。「良い人」だから、期待に応えなきゃいけない。そんなプレッシャーが、彼女をどんどん追い詰めていく。

排泄の介助、入浴の介助、食事の世話。物理的な負担ももちろん大きい。だけど、それ以上に精神的な負担が凄まじいことが、ページを捲るたびに伝わってきます。自分の時間がない、自分の心が休まらない、常に誰かのために動いている。この閉塞感が、読んでいるこっちの胸にもズシンと響いてくるんですよ。

「家族だから当然」という社会の目、世間の常識。それが、個人の尊厳を蝕んでいく様が、あまりにもリアルでエグい。これはもう、特定の誰かの話じゃなくて、いつ自分たち家族に降りかかってもおかしくない「現実」なんです。

夫よ、お前は何を見ているんだ…?

そして、この漫画を語る上で避けては通れないのが、佳子の夫ですよ! こいつがまた…! ぶっちゃけ、彼の無自覚さ、無関心さが、佳子を追い詰める最大の要因なんじゃないかと、読んでて歯噛みしましたね!

夫は、表面上は「妻に感謝している」と言ったり、「俺も手伝うよ」と言ったりするんです。でも、その手伝いは「手伝ってやってる」感が滲み出てるし、佳子の疲弊した心には全く届いていない。むしろ、「これくらいで大変だなんて、嫁は言い過ぎだ」と内心思ってやがるんじゃないか…?と邪推してしまうほど。

一番キツいのは、夫が「自分は良き夫だ」と本気で信じている節があるところ。奥さんがこんなにも苦しんでいるのに、その本質的な部分には全く気付いていない。いや、気付こうとしていないのか? 気付いても見て見ぬふりをしているのか? 読めば読むほど、夫に対する怒りと、佳子への同情がMAXになって、感情ぐっちゃぐちゃになりましたよ…!

夫婦間のコミュニケーション不全、共感能力の欠如。これらが積み重なった結果が、まさに「夫を消す」という発想に繋がっていく。この漫画は、夫婦とは何か、家族とは何か、そして人間関係の難しさとは何かを、痛いほど突き付けてくるんです。

嫁姑問題、これもまた古くて新しい地獄

介護と並行して描かれる嫁姑問題も、これまた深い。義母は前述の通り「いい人」なんです。だからこそ、佳子も正面から不満をぶつけることができない。

義母の「良かれと思って」の言動が、佳子の心に小さな棘を刺し、それが日に日に深く突き刺さっていく。孫の面倒を見たい、お嫁さんに気を遣ってほしい、だけど悪気はない。この善意と悪意の混濁した感情が、本当に人間の複雑な心理をよく表していて、背筋がゾッとしました。

表面上は良好な関係に見えても、その裏でどれだけの感情が渦巻いているのか。この漫画を読んでいると、「嫁」という立場のしんどさが、これでもかと伝わってきます。

リアルすぎる感情の奔流に共感と恐怖が止まらない

この漫画のすごいところは、主人公・佳子の感情に、多くの人が共感しうるであろう普遍的な要素が詰まっていることです。もちろん、「夫を消す」という結論にまでは至らないまでも、日々の生活の中で感じる「なんで私だけがこんなに頑張ってるんだろう」「誰も私のことを見てくれない」という孤独感や不満は、誰もが一度は経験したことがあるんじゃないでしょうか。

だからこそ、佳子の感情の変遷が、読んでいるこっちの心にも生々しく響いてくる。彼女の苛立ちや絶望が、まるで自分のことのように感じられて、読んでいて本当にしんどいんですよ。だけど、このしんどさが、この作品の魅力であり、真髄なんです。目を背けたくなるような現実を描きながらも、その描写があまりにも丁寧で、説得力があるから、最後まで読み進めることをやめられない。

誰もが抱えうる心の闇を描き出す

「夫をこの世から消そうと決めました」というタイトルだけ聞くと、物騒なサイコサスペンスだと思われがちです。もちろん、その要素も多分に含んでいます。でも、この作品が本当に描いているのは、人間の心の闇、そしてその闇がどうやって生まれていくのか、そのプロセスなんですよ。

一人の人間が、ここまで追い詰められてしまうのはなぜなのか。家族とは、夫婦とは、一体何なのか。この漫画は、私たち読者に、これらの問いを突きつけてきます。そして、決して簡単な答えは教えてくれません。むしろ、読んだ後に、自分の家族やパートナーとの関係について、深く深く考えさせられることになるでしょう。

絵柄もまた、この作品の魅力を引き立てています。日常的なシーンと、佳子の内面の暗い感情が交錯するコマ割りや表情描写は、本当に秀逸。特に、佳子の目に光がなくなる瞬間の描写とか、ゾワッと鳥肌が立ちました。彼女の心の動きが、ビジュアルでダイレクトに伝わってくるんです。

次巻への期待値が天井を突き破る!

2巻を読み終えて、もう期待値が天井を突き破って宇宙までぶっ飛んでいきましたよ! 佳子の決意は、一体どこへ向かっていくのか? 夫は、この状況にいつまで気付かないふりをするのか? 義母の介護は、一体どうなっていくのか? 色々な疑問が頭の中を駆け巡って、もう次の巻が待ち遠しくて仕方ありません。

この作品は、読んでいて楽しい!とか、スカッとする!みたいな単純な感情では語れません。むしろ、読後にはズンと重たい感情が残ります。だけど、それこそがこの漫画の価値なんです。私たちの日常に潜む、見たくない、気付きたくないリアルを、真正面から描いてくれている。

読み始めたらもう止まらない!この沼にハマれ!

『夫をこの世から消そうと決めました 2』。 これはもう、一言で言ってしまえば「傑作」です。

読み始めたら、もう最後。その生々しい描写と、リアルすぎる感情の奔流に引き込まれて、ページを捲る手が止まらなくなります。そして、読み終わった時には、きっとあなたの心にも、何かしらの深い感情が残されていることでしょう。

結婚生活のリアル、介護の現実、そして人間の心の奥底に潜む闇。これらを描いた、まさに現代社会の闇をえぐり出すような作品です。

正直、「これを読まずに人生を語るなかれ!」とまで言いたくなるくらい、全人類に読んでほしい一冊。特に、結婚というものを考えている人、既に結婚している人には、ぜひ手に取って、このゾクゾクするような現実と向き合ってほしいです。

この作品は、あなたの心に深く、しかし確実に、何かを問いかけてくるはず。 読んで後悔はさせません。いや、後悔なんて感情を通り越して、心臓を掴まれるような衝撃と、深く考えさせられる読書体験が待っています! ぜひ、この感情の沼に、一緒にハマりましょう! マジでオススメです!(゚∀゚)!

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